深読・実践「自分の意見で生きていこう/ちきりん」

書籍実践

こんにちは。

私の2023年のテーマは深読です。

1ヵ月に1冊ずつ実践を意識し、自分の中に本の要素を取り入れたい!

ということで、4月は「自分の意見で生きていこう」を読み、実践することにしました。

ちきりんさんシリーズラスト!

意見をもつことが自分軸形成に繋がるなんて意識してなかった!

意見をもつことの大切さだけでなく、練習方法まで書かれていて

実践にぴったりの1冊でした。

本の概要と実践方法

Bitly
■本の概要■
自分オリジナルの人生を作るために、自分の意見を明確にすることの大切さが書かれた本です。

・意見と反応の違い
 意見とは、ポジションを明確にすることで自分で考えることが不可欠。
 意見には正解はなく、意見の集合体はその人の自我や人格を形成する。
・反応とは、ポジションが不明確で自分で考える必要がない。

・「どんな人生がもっともよい人生か」という問いに正解がないからこそ、自分の意見が必要。

まず書籍を読み、重点事項を手帳のマンスリーページにまとめました。

やると決めたことはこちらです。

やると決めたこと

・本書練習編「意見」をもてるようになる4つのステップ、を実践する(お題5つあり)

ステップ1:レベルをチェックする

ステップ2:ムリにでも意見を言い切る

ステップ3:自分で自分に突っ込む

ステップ4:言語化する

実践からの気づき

実践からの気づきや本書からの気づきをご紹介します。

①自分軸を明確にするには意見をもつことが重要

「私はしっかりと考え、この道を自分で選んできた。だからどんな結果であれ心から満足できるし納得できる!」と言える人生を手に入れるためには、「自分は絶対こうしたい」という明確な意思、意見が必要なのです。
 そしてそうした確固たる意志、意見は、調べたり勉強したりすることではなく、しっかりと「考える」ことでしか形成できません。

自分の意見で生きていこう

周囲に振り回されず、納得できる人生を送るためにも意見をもつことが重要なんだ!

私はこれまでの人生、「自分で決めた」という自覚はもっていますが、「考え尽くして決めたか」というと自信がありません。

なんとなく直感に従って流され、プカプカ浮いてきた感じがします。

「運命思考」の持ち主なので、「あのときの決断は間違っていたのかも」という後悔はあまりすることはなく、「そういうタイミングだったのだ」と思うことができることが、プカプカ浮く原因にもなっている気がします。

ただ、2021年から自分軸手帳を使い始め、7つの習慣の実践も含め、自分のありたい姿、やりたいことなどを考えてきました。

そのおかげで他人に振り回されることが少なく、自分がよいと思う人生を送れている気がします。(←まだ気がしている段階)

もっと自分軸を見つけたいし、深めたいと思いながらも

自分と向き合ったり、好きなことにアンテナをたてていれば、そのうち自分軸が見つかるかな~と吞気に考えていました笑。

自分が満足できるし納得できる人生を送る(つまり自分軸を見つけて育てる)ためには「考え尽くす」ことが大事!!

②意見をもつためには勉強ではなく自分のアタマで考えることが必要。

今回の実践として、毎朝30分、お題5つに対して考える時間を取りました。

自分に関係のないことで考える練習をして、いざというときに備えます。

お題は次の5つです。

【問1】義務教育への飛び級制度適用について
【問2】生活保護への現物支給制の導入について
【問3】離婚の合意要件の変更について
【問4】公的な年金制度について
【問5】女性活躍の推進方法について

普段あまり考えない私にとってはとっても難しかった・・

・反論が10個も浮かばない

・反論がそもそも論点ずれている

・反論に反論?論点は何だっけ?もうわけわからない・・・思考停止

こうも言えるしあぁも言える・・・これはまさにポジションをとっていないただの反応。

難しくて何度も言い訳しながら、自分なりの意見をまとめました。

最初に意見はSNSに公開しないと決めたから、あほかもしれない意見もすらすら書いて、今回の実践を進めることができました。

自分軸を考えるときも、反論を繰り返すことによって深まる!

この手法を取り入れてみようと思います。

③人生に答え合わせは要らない

2月と4月、スープさんが主催された読書会に参加しました。

今回の実践をする前の私は

・「共感する、されるのが嬉しい」。

・「私は違う意見です」と言って相手を否定された気分にさせたら嫌だな~と思うタイプ。

意見は人によって違うだけであって、あなたの意見が「間違っている」などということは起こりえないんです。

自分の意見で生きていこう

「いまいちだったな~」と思った本でも他の人が「こんな気づきがある素晴らしい本だった」とレビューされていると「私の感性が低いから感じられなかったんだな~」と思っていたので、ハッとしました。

共感も嬉しいけれど、違いこそが面白い。

違いを楽しむためにこそ、読書会に参加したい。

ぶっとんだ意見が言える人になりたいです。

実践した感想、まとめ

1ヵ月毎日意識して過ごしてみての変化をまとめると

<実践前>
・自分の意見がもてないのは、知識が乏しいから。
・自分で考えるより、自分に近い意見を探して自分のものとした方が早い。
・違う意見を言うと相手を否定していると思われたら嫌だから言わない。
↓
<実践後>
・自分の意見がもてないのは、考え尽くしていないから。
・自分の意見をもつことで、自己理解に繋がるし、他の人からも認識してもらいやすくなる。
・意見はそれぞれ違うものだから、違いを恐れず楽しみたい。

2月にひまわりこさんが本書の勉強会を開催してくださいました。

とってもわかりやすく内容をグラレコでまとめていらっしゃって、今回の実践でも何度も見返し、実践を助けていただきました。改めてここに感謝を記します。ありがとうございました。

自分の意見を言える人、やっぱりかっこいい!

子どもたちには18歳で旅立ってもらうためにも、自分の意見を言える人になってほしい。

ふらふら周りに流される人だと、つい口出ししたくなってしまうかもしれないし、親と子、お互いのためにも「自分の意見を言える」ことをひとつの子育て指針としたい。

意見を尊重して、反論も言いやすくて、なぜなぜ分析もできる。

夫婦で話し合っている姿も見せられたらいいな。

最後に私がこの本を読んで実践してみて考えたこと。

・自分の意見をもつことは、自分の人生を「自分にとってのよい人生」にするために、すなわち自分軸を深めるために重要。

・「共感」に安心するばかりでなく「違い」を楽しむ生き方をしたい。

・子どもたちに「自分の意見を言える人」になってほしいからまずは自分が練習する。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

実践の様子はTwitterでもアウトプットしています。

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