こんにちは。
最近時間がうまく使えていない・・1日の満足感が乏しい・・・と思い、
3月は「人生が本当に変わる87の時間ワザ・時間術大全/ジェイク・ナップ、ジョン・ゼラッキー」を実践しました。
著者がGoogle、YouTubeという「依存のプロ」が生んだ時間術、というところがとても興味深い!
本の概要と実践方法
■本の概要■ 著者はGoogle、YouTubeで長く「引きつける仕組み」を研究し続けてきたつまり依存のプロフェッショナル。 「意志力」は役に立たない、という視点から、87の戦術が紹介されています。 メイクタイム(時間をつくる)には、4ステップを毎日繰り返すだけ。 ①ハイライト:毎日最重要事項を選ぶ (1日をどう感じるかは、何に注意を向けるかで自ら作りあげる) ②レーザー:気を散らすものを撃退する (レーザー光線を照射するように完全集中、没頭する) ③チャージ:体を使って脳を充電する (集中力を維持するためにエネルギーを蓄える) ④チューニング:システムを調整、改善する (選ぶ、試す、繰り返すで自分なりの戦術を完成させる)
まず書籍を読み、重点事項を手帳のマンスリーページにまとめました。
実践は、巻末に巻末にあるメイクタイムメモをExcelで使いやすい大きさに自作することにしました。
実践からの気づき
毎朝、自作の「メイクタイム・メモ」へ前日の振り返りと、今日のハイライトを書き込むので、気づきの連続!
①ハイライト
「長期目標」と「タスク」のあいだの中間的な活動に集中することが、ペースを落とし、日々の生活を充実させ、時間をつくる秘訣だと、僕らは考える。~中略~
この欠けている部分を、僕らは「ハイライト」と名付けた。
時間術大全
本書に「ハイライトとは、その日を振り返るときに噛みしめたい活動、成果、瞬間」とあったので
「子どもと遊ぶ時間に集中する」「午前中に今抱えている仕事をすべて終える」「隙間時間に資源ごみを出す準備をする」など、日によっていろいろな内容でハイライトを設定してみました。
これまでは自分軸手帳を使って、振り返りとその日のタスク管理はしていましたが、目標を設定することはしておらず。
「隙間時間に資源ごみを出す準備をする」なんてハイライトを設定した日には、絶対的なものでもないのに隙間時間をつくって本を縛ることに集中する自分がいました。
日によって、これは絶対大切にしたいと思うことだったり、絶対じゃないんだけどやれたらやりたいな~と思うことを設定しましたが、「今日絶対やりたかった片付けができた!」「夕食後子どもと遊ぶことに集中できた!」とその日の満足感が高まりました。
②レーザー
レーザー光線のようにハイライトに一点集中しているときの気分は最高だ。
~中略~
意志力だけでは絶対に集中できない。
時間術大全
GoogleとYouTubeの開発に携わった著者がいかに「視聴時間を延ばす」研究されているかを語り、「集中するためには、ゲームやSNSのアプリを削除しろ」と言っています。
そう、ついついSNSをダラダラと見てしまうのは、私の「意志力が弱いからではない」のです。
ゲームはしないし、SNS中毒というわけではないけれど、「なんとなく」SNSを開いて、画面をスクロールして時間を使ってしまっている・・
ここが本書のミソかな・・とわかってはいながら、SNSアプリを削除するまでの勇気はなく。
ホーム画面には何もアプリを置かない、Xの投稿はお休みすることを決めました。
通知もほぼすべてオフに設定したので、スマホを触る頻度がとっても減りました。
ただ、大事な通知を見逃してしまうという失態あり。。
夫からも「メール見てないの?」と何度か言われ、改善は必要だなと感じます。
Xを見る時間も大きく減ったのですが、意外とたまに投稿したくなる・・・
これまでの投稿頻度は低かったのですが、せっかくつながった方と近況を報告し合ったり、励まし合ったりする大切なツールだったんだ!と気づきました。
Xでつながっている「そっといいねを押し合える友人を大切にしたい」と思うと同時に、
「ネットでは発信しなければ忘れ去られてしまうから、リアルでの友人ももっと増やしたい」と感じました。
他にも、実践の感想はこちら。
・タイマースイッチでぶった切る
→手帳を延々と書いてしまう日があるので、途中でもぶった切る。もっと書きたければ他の時間にまた予約する、のが最適。
・ふとした疑問を書き留める
→何かをしている最中に、「あ、あれってどうなってたっけ?」「あれ買っておくんだった」とふと思いつきで検索してしまい、集中が途切れることがよくある。
でも思いついたときでないとすぐ忘れるので、紙にメモして後で時間をとるようにしたら、もともとしていたことも、新たに検索することもめっちゃはかどった。
アプリに自分の時間を支配されるのではなく、見る時間を決めて、自分の意思で時間をきちんとコントロールすると、無駄に見てしまうことがない!
③チャージ
だが時間をつくる方法にはもう1つ、もっと根本的なものがある。エネルギーを日々高めることができれば、心身の疲れのせいで無駄になっていたかもしれない時間を、ハイライトのために利用できるのだ。
時間術大全
体内バッテリーをフル充電にしておくには、運動・食事・睡眠が重要だと書かれています。
睡眠は夜中目が覚めてしまって、なかなか寝付けない日があったり、ぐっすり8.5時間も寝てしまう日もある。コントロールできていない・・
夜中目が覚めると、何時か確認するためにスマホを手にとり、すぐ眠れないとそのまま見てしまっていたので、夜中起きてもスマホを見ない、と決めました。
他にも、実践の感想はこちら。
・めんどくさいことをする
→動くことがめんどくさいと思っているから太るんですよね(苦笑)。めんどくさがりの私にとっては、「めんどくさいなと思うことこそチャンス!」。子どもに呼ばれたり、子どもが食べ物をこぼす時はチャンスだ!!
・ダークチョコレート主義を通す
→甘いものが大好きで、つい普通のチョコレートをエネルギー源として補給していたけど、思い切ってダークチョコレートを購入。甘くないのに高いんかい、と思っていましたが、1個食べれば満足感が得られて、ついもう一個食べてしまいたくなるようなひきつけ感がない!普通のチョコはついつい食べてしまうので、こっちの方が体にもお財布にも優しい!!!
④チューニング
実験のただ1人の対象者はあなたで、本当に意味のある結果はあなたの結果だけ。
時間術大全
本の通りのやり方ではなく、自分独自の時間術を見つけるには、自分で実験するしかありません。
毎日、巻末のメイクタイムメモを記入して、実験するうちに気づいたことは、
・朝の方が確実に時間がとれるけど、朝エアロバイクをすると夕方疲労感がある。夕方するのが最適。
・本書にコーヒーは9時半と13時半とあったけど、私は8時半と13時が最適。(仕事開始のエンジン)
・SNSは歯磨き中に見ると、歯もしっかり磨けてよい。
・片付けは5分あればできる。片づけたい場所を決めておくと、5分無駄なくできる。
実践した感想、まとめ
1ヵ月毎日「メイクタイム・メモ」を記入してみた変化をまとめると
<実践前> ・ふと空いた時間を持て余し、とりあえず読書。 ・毎日振り返りはするけど、目標はたてない。(今に集中すればいいと思っていた) ・仕事中も子どもと遊ぶ時間もスマホが気になる。 ↓ <実践後> ・「時間があるときやることリスト」を作成したおかげで、小さないつかやろうが叶った。 ・毎日「ハイライト」を決めることで、満足感と喜びが得られた。 ・仕事や遊びに全集中。(通知オフ設定により気にならなくなった)
この1ヵ月ではできませんでしたが、食事にももっと気を使いたいと思っているので、いつかやりたいことリストに入れて、少しずつ改善したいです。
最後に私がこの本を読んで実践してみて考えたこと。
時間=人生を自分でコントロールすることで、幸福度が増す。
めんどくさがりの私(いつかやろうと思っていることばかり)には「時間があったらやりたいことリスト」を作成することが私を動かしてくれる。それをハイライトに組み込むことで、いつかが今日になる。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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