4月は私が所属しているコミュニティ「自分軸手帳部」内で、「習慣化チャレンジ」がありました。
(※習慣化チャレンジとは、習慣化したいことを各自宣言して2週間毎日報告し合うチャレンジのこと)
これまでも何度か参加してきましたが、その後も継続して習慣化できたものもあれば、その期間が終わるとやらなくなってしまうものも・・・
今回は、期間中だけでなく、ずっと続く習慣化にチャレンジしたい!という想いから、「続ける思考」を実践することにしました。
本の概要と実践方法
↓耳でも聴けます!
■本の概要■
「続ける」のは楽しい。
「続ける」のは簡単だ。
「続ける」のは趣味になる。
そして、「続ける」ことで人は変わる。
ブックデザイナーであり、「継続が趣味」である著者。
続けることの楽しさや続ける中で見つけたものが紹介されており、読むと何かを始めたくなる一冊。
目から鱗!
読み終えた今、とてもわくわくしている。「続ける」ことを楽しみたい。
まず書籍を読み、重点事項を手帳のマンスリーページにまとめました。
実践方法はこちらです。
実践からの気づき
①続けたいことを書きだす
「暮らし、人間関係、健康、学び、アウトプット、取り戻す好き、なんとなく」の7つに分けて、習慣化したいことを書き出してみました。
やりたいことのうち、好きなことは既に勝手にやっています。
なので出てきたのは、断捨離、掃除、エアロバイク、ストレッチ、英語学習・・・など「やらなきゃいけないとわかっているけどできていないこと」ばかりです。
これ、本当に続くのか?・・と既に不安いっぱいです。
本来は自分で「やる」と決めたはずなのに、「やらされてる」って考えることでいい加減な自分を容認する。最終的には、「別にやりたくてやってることじゃない」ってあきらめる言い訳にする。
~中略~
このモヤを晴らすための考え方はひとつ。「やると決めたのは自分」そう宣言することだ。
続ける思考
そうだ、誰かにやらされているわけではない。やれば快適な人生が待っているのだから、私はやると決めるのだ!
②いつ、何分やるかなど、どう記録するか、仕組みを考える
続けることは「仕組み」がすべて
続ける思考
そう。面倒だな、と思うことこそ、続く仕組みを作り上げてしまえばいいのです。
📚「ない」時間は朝に作る
とあったので、朝4時半に起きることにして、家事を始める6時までに何をするか、分刻みでやることを決めました。
(10分)トイレへ行くついでにトイレ掃除、体重測定、水を飲む
(10分)英語学習
(10分)〇〇学習
(15分)ブログ
(15分)インスタ、X、コミュニティ
(5分)写真整理
(15分)手帳
※残り10分は余白
運動系は朝やると夜まで体力がもたないかもしれないと思い、昼か夕方に他のやりたいことを決めました。
(15分)エアロバイク + TV
(10分)断捨離
(5分)1か所掃除
(5分)食べた食材を書き出す
(夕食~寝る前)子を褒める
色々書き出してみたものの、「空いている時間で」と決めたのでうまく仕組みになっている気がしない・・・
気持ちいいやり方で自分を見つけるために必要なこと。それは、自分で解き方を発見することだ。
そのためには最初から効率を求めすぎないことが必要だと思う。
続ける思考
何事もダラダラやってしまうタイプなので、5分や15分で「終わる」というのが難しそうだけど・・・とりあえず効率を求めず決めたことをやってみよう。
③毎日やる!記録する!
始めてみてまずびっくりしたことが、4時半に起きられたこと。それが継続していることです。
実は毎日5時に起きたいと思いながらも、冬はなかなか起きられず、5時半にどうにか起きて家事時間まではダラダラSNSを見て過ごしていました。
習慣化を始めると決めた前日も布団から出たのは5時半。明日から大丈夫か不安でしたが、初日起きることができ、朝時間があることでこんなにたくさんのことができるんだ!と感動したことで、それが継続しています。
ただ、子どもと一緒の部屋で寝ているので、子どもが起きてしまいそうなときは「まだ朝早すぎるよー」と言って寝たふりをしたり、子どもがまた寝付くのを待っていることもあるので、継続にこだわりすぎないことも心穏やかに続ける秘訣だな~と感じました。
なので、朝時間がとれず断念する日もありましたが、起きることさえできれば継続できる!貴重な時間でした。
・体重記録
・食べた食材記録
は、記録することで変化や全体がよくわかり、記入漏れがあっても後から書くことができてすんなりと継続できています。
④やってみて、続けられる仕組みを再考する
・英語学習(アプリ)
やってみた初日、朝の貴重な10分をとるよりは、昼や休憩中にさっとやる方がいいなと思い、時間を変更しました。
・ブログ
ほぼ毎日15分を継続でき、前月の実践もカタチに残せました。
ただ・・やっぱり毎日15分書くよりかは、集中して1回30分~60分書く方がはかどると感じます。
来月は、1週間毎にやることを変えて取り組んでみようと思います。
・エアロバイク
一番続けたいと思いながら、一番気分が乗らないやつです。
「老後もたくさん旅行へ行けるよう体力をつけたい」「5キロ痩せたい」というモチベーションより、「買ったもとをとりたい」という動機でやる気に火をつけることにしました。
(買ったのは夫ですが、夫は家の中で漕ぐよりも、外を歩く方が向いていると気づいたそうで、ほとんど使わずに眠っていたのです。)
約5万円もしたのに・・・
ジムに通うことと比較すると・・・月1万円のジムなら5か月だけど、chocoZAPなら17カ月!!?
え・・・てかchocoZAPってマッサージチェアもあるし、セルフ脱毛、セルフネイル、セルフホワイトニング、カラオケ・・・込々で月2,980円⁉
こんなにサービス充実してるなんて知らなかった!
めっちゃいいやん・・月々払う方が、心理的強制力働くし・・
と、エアロバイクに乗ることすらできないのに、chocoZAPへ通いたくなっています。(おい)
でも近所にはないし、エアロバイクは家の中で好きな時間にできる!
そう、家にあるエアロバイクに乗るほうがお得になるには、17カ月毎日続けることです!
エアロバイクの前にカレンダーを貼って、1分でも漕げたら〇をすることにしました。
場所をリビングに移動させたことと、この表のおかげで、(時間は短い日もありつつ)何とか続いています。
⑤その他の気づき
一見無駄かもしれないと思うことを続けると、そこにはその人にしかない個性が生まれる。
~中略~「世界中で自分にしか価値がわからないものがある」、それで十分じゃないか。
続ける思考
私は著者のこの考えが大好きです。
自己啓発、自分磨き、自分探し、起業・・・など、意味のあることを薦める世の中。(まあそりゃそうですよね)
私も色々やってみることもあるけど、いまいちぱっとしません。
そう、このブログだって、全くお金を稼げていないのにサーバー代を払って継続しています。(笑)
無料媒体へ移行しようと検討もしましたが、まだ決断できていません。
なんだろう、うまく言語化できないのですが、多くの人に読んでもらうことよりも、ひっそり誰かに読んでほしいと思っているのです。(笑)
話はそれましたが、著者の井上氏は、47歳のときに友人から送られてきたダンスの動画を見て「48歳で踊れるようになっていたら・・」と思って、1日5分練習を重ね、そしてついに48歳の誕生日に撮ったダンスの動画を公開されています。
すごい・・・
でも私は踊ろうという気持ちにはなれず、「なんとなくやってみること」は何にしようかと考えていました。
そしてあるとき、ふと「洋楽を歌えるようになりたい」と思ったのです。
私は歌が下手、英語も話せない、J-POPの英語歌詞ですら雰囲気でしか歌ったことがありません。
でも歌うことは大好き!!「ふんふん♪」でしか歌えていない洋楽を歌えるようになってみたい。
どうでもいい情熱が湧いてきて、毎日5分洋楽の練習をすることにしました。
歌は下手だから、誰かに披露することはないけれど、いつか家族でカラオケへ行ったら披露してみようと思います。(笑)
<続ける、と決めて続いていること>
・朝4時半起き‥不思議と宣言してから起きれるようになった!
・トイレに行くついでにトイレ掃除・・毎日箇所を変えながら拭く習慣がついた!
・体重を測る・・毎日のっているのにまだ痩せていない!
・コップ一杯の水を飲む・・最初は苦しかったけど慣れてきた!
・食べた食材をメモする・・栄養の偏りが一目瞭然!
<仕組みを変えながら続けていること>
・英語の勉強(10分)→朝ではなく隙間時間へ変更。
・エアロバイク×テレビ(15分)→夕方突っ立って読書していることが多いので、テレビではなく読書へ変更。
・テレビ(20分)→エアロバイク中ではなく、夕方の家事時間にながら聴き。これが最適。
・断捨離(10分)→「毎日」は難しい。まだ仕組み思考錯誤中。
・小掃除(5分)→本が読みたくなったら先に掃除をする。これが継続の秘訣かもしれない。
来月は、朝の60分を計画的に違うことをして過ごしてみようと思います。
実践した感想、まとめ
1ヵ月毎日「続ける」ことを意識した変化をまとめると
<実践前> ・ズボラだし意志力も弱いから続かない ・好きなこと以外はやる気出ない ・続けることはしんどい ↓ <実践後> ・続かないことは仕組みを変えればいいだけ。 ・やる気は出ないけど、継続していれば何か変わるかもしれないと思うから続ける。 ・続けることは楽しい。
この本は、習慣化を身につけたい人が読む本ではないのかもしれません。
でも、今「大きな目標ややりたいことがみつからない」という人に是非読んでほしい一冊です!
将来はみえなくても、今やりたいと思っていることや学びたいと思っているを続けることで、見えてくる世界もあるかもしれない、と勇気づけられます。
著者の裏メッセージが素敵で、とても励まされる本でした。
最後に私がこの本を読んで実践してみて考えたこと。
継続を楽しむ。目的は考えなくてもよい。
続けた先に見えてくるものがあるから。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
実践の様子はTwitterでもアウトプットしています。
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